こむぎ脱走する

 今日は、横浜から、苫小牧の別宅に向けて、移動します。
うちには、4匹の猫がいます。
内3匹は、1歳児で、中猫です。
内訳は、2匹が姉妹、1匹が従妹で、ほぼ3姉妹です。

 今日の移動のために、航空・・・の認証を得ているケージ、キャリーを購入しました。
中猫3匹(かえで、ひのき、みもじ)は、その中に一緒に入れました。
ケージ、キャリーその物が、結構大きく、重いです。
中型犬に対応したサイズで、猫だと3匹入っても余裕があります。
重いため、静音台車で車まで移動しました。

 同様に男の子で、体重が5kg台のこむぎも移動しました。
キャリーのロックは2か所かけていました。
静穏台車とは言え、それなりに音がする物です。
こむぎは、それに驚いて暴れたのか、段差でキャリーが跳ねたのか、キャリーが台車から落ちました。
そして、運悪く、キャリーのロックが2か所とも解除され、脱走しました。
マンションのエントランスの内側であったため、オートロックが脱走を阻(はば)んでくれました。

 1分間ほど、人間の全力での捕獲と、猫の全力での逃走力が相まっていました。
エントランスの内側の自分から見て、奥の方向に、ロッカールーム(トランクルーム)がありました。
ここに侵入したら、最後、袋小路になっていました。
オートロックのセンサーに気を付け、袋小路に追いやろうとしました。
はたまた、手で捕獲できれば、それも良し。
相手は、全力で興奮しているので、眼鏡を吹っ飛ばされたりしました。

 ここで、運が悪く、オートロックの外から、住人が入ってきました。
想定外の事態ですが、運が悪かったとしか言いようがありません。
自動ドアが空き、こむぎは、全力ダッシュで、彼方へ逃げて行ってしまいました。
管理人さんが、しっかり外へ逃げて行ったのを目撃していました。
ここで、もし管理人が今日不在や土日であれば、マンションのエントランスの扉は閉まっていた事になります。
その場合、重い扉を開ける事が出来ず、捕獲出来た可能性があります。

 不幸な点が、いくつも複数重なり、今回、猫が脱走する事態となりました。

こむぎ脱走後の空のキャリー

こむぎ脱走後の空のキャリー
 1時間ほど、マンション敷地内、及び近隣の駐車場の車の下を確認しました。
フェリー出航の時間も、余裕がありますが、迫りつつあります。
1日や2日かけた所で、どうこう成る物ではないと、気づきました。
来週の札幌での打ち合わせは、ずらす事が出来ません。
コロナが完全収束し、反動で、フェリーの予約変更も困難な状態です。
難しい判断を迫られた局面でした。
やむを得ず、4匹の内、3匹だけ連れて、北海道へ移動しました。