中国製激安アクションカメラ、水没試験で水没する

1000円弱で購入した中国製のアクションカメラを試した。AliExpressで見つけた激安品で、パッケージには「Waterproof 30M」「140度広角」と書いてある。本当かどうか、水没試験で確かめることにした。

1.外箱の正面

「Waterproof 30M」「Full HD 1080p」の文字が目を引く外箱。サーファーがボードに乗るイラストと鮮やかなデザインで、いかにも水に強そうに見える。2.0インチスクリーン搭載という表記もある。購入前の私はこれを信じた。

1.外箱の正面

1.外箱の正面

2.パッケージ内のカメラ本体

パッケージの窓越しに見えるカメラ本体。「HD 1080P」の刻印がある。GoPro風の外観で、素直に見れば普通のアクションカメラに見える。

2.パッケージ内のカメラ本体

2.パッケージ内のカメラ本体

3.箱の側面とメーカー情報

箱の側面のシール。製造元は「Shenzhen Dahao Trading Co., Ltd」、品番は「DUYU-BA117-BK」。「Made in China」の記載もある。返品交渉の際にも、このメーカー情報が役立った。

3.箱の側面とメーカー情報

3.箱の側面とメーカー情報

4.箱裏のスペック一覧

箱の裏面には「Waterproof: Up to 30m」「Super Wide Angle Lens: 140 degree」と明記されている。ところが実際に撮影してみると、140度広角どころか50mm相当の画角しかなかった。広角とは真逆である。返品時、防水詐称とあわせてこの点も文句を言った。

4.箱裏のスペック一覧

4.箱裏のスペック一覧

5.開封と付属品一式

開封した内容物。防水ハウジングに入ったカメラ本体、マウントアダプター、USBケーブル、取り付けベルト類が同梱されていた。付属品の量だけは多い印象を受ける。

5.開封と付属品一式

5.開封と付属品一式

6.防水ハウジング内に水が侵入

水没試験後の防水ハウジング内部。侵入した水で内側が白く曇っている。「Waterproof 30M」と謳っていたが、わずかな水深で浸水した。防水ハウジングに入れているのに水が侵入するのは、さすがに笑えない。

6.防水ハウジング内に水が侵入

6.防水ハウジング内に水が侵入

7.水没試験の様子(動画)

防水ハウジングにカメラを入れ、水に沈めた際の様子を動画で記録した。数センチの水深に沈めたところ、すぐに浸水が始まった。

7.水没試験の様子(動画)

おわりに

1000円弱の中国製激安アクションカメラは、「Waterproof 30M」も「140度広角」も実態とかけ離れていた。防水はわずかな水深でも破綻し、レンズは50mm相当の画角しかない。返品対応を取り、スペック詐称についても申し立てた。安価なアクションカメラを購入する際は、スペック表記を鵜呑みにしないことをお勧めする。

撮影機材

  • SONY Xperia 1 II

更新履歴

  • 第1稿投稿 2026年9月26日 23時37分(記事コンテンツアップ)
  • 第2稿更新 2026年9月26日 23時42分(動画1本アップ)