トッカリショから地球岬、絵鞆の夕暮れと室蘭工業地帯のフレアスタックまで(2026年4月26日)
2026年4月26日、北海道室蘭の景色を朝から夜までめぐるドライブに出かけました。太平洋の断崖が続くトッカリショ展望台から、白亜の灯台が立つ地球岬、絵鞆臨海公園に停泊する豪華客船ダイヤモンドプリンセス、そして測量山から見下ろす夜景と、最後は日本製鉄室蘭製鉄所のフレアスタックから噴き上がる炎まで。一日で印象の異なる六つも七つも違う景色に出会えるのが室蘭という街の懐の深さです。撮影機材は Sony α7C と Canon EOS R6 の二台体制、加えてスマートフォン Xperia 1 II。47枚の写真とともに、この日の道のりを振り返ります。
1. 室蘭へ向かう道
まずは自宅を出発し、室蘭方面へ向かいます。空には薄い雲が広がるものの、日差しは十分。北海道らしい広い空の下を走るだけで、もう旅が始まったような気分になります。
1.出発、室蘭へ向かう道
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2.室蘭市街地に入る
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2. トッカリショ展望台、断崖と太平洋
最初の目的地はトッカリショ展望台。アイヌ語で「アザラシ岩」を意味するこの地は、室蘭八景のひとつにも数えられる絶景ポイントです。展望台に立つと、太平洋に向かって切り立った断崖が大きく弧を描き、遥か沖には水平線がまっすぐ伸びています。波の音と海風が一緒に押し寄せてきて、車から降りた瞬間に空気が変わったのが分かりました。
3.トッカリショ展望台に到着
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4.トッカリショの断崖と太平洋
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5.トッカリショの切り立った崖
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6.トッカリショ展望台の遊歩道から
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7.トッカリショの岩礁を望む
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3. 地球岬、白亜の灯台と地球儀モニュメント
次はトッカリショからほど近い地球岬。室蘭を代表する観光地で、丘の上に立つ白亜のチキウ岬灯台と、その先に広がる太平洋の弧で「地球が丸い」ことを実感できる場所です。展望台にある地球儀のモニュメントもおなじみで、海をバックにシンボリックな写真を撮るならここが定番。展望台周辺の遊歩道は緩やかで歩きやすく、ぐるっと一周しながら違う角度から灯台と海を眺められるのが楽しいスポットでした。
8.地球岬の入口
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9.地球岬灯台と太平洋
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10.地球岬灯台のアップ
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11.地球岬展望台から灯台を望む
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12.地球岬展望台の案内板
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13.地球岬灯台と海岸線
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14.白亜の地球岬灯台
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15.地球岬の地球儀モニュメント
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16.地球儀モニュメントを別角度から
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4. 道中のソフトクリーム休憩
地球岬を堪能したあと、次の目的地に向かう道中で見つけた売店でソフトクリームをいただきました。観光地の合間に立ち寄った小さな休憩でしたが、運転続きの体には冷たい甘さがしみました。
17.道中のソフトクリーム休憩
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5. 絵鞆臨海公園と室蘭港の夕暮れ、ダイヤモンドプリンセス入港
夕方近くに訪れたのが絵鞆臨海公園と道の駅みたら室蘭。この日の室蘭港にはちょうど豪華客船ダイヤモンドプリンセスが入港していて、白い船体が西日に照らされて輝いていました。風車と白鳥大橋、客船と夕日、そしてマジックアワーの紫色の空。タイミングよく重なったいくつもの被写体に、シャッターを切る手が止まりませんでした。
18.絵鞆臨海公園の風車と西日
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19.絵鞆臨海公園から白鳥大橋を望む
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20.室蘭港に停泊するダイヤモンドプリンセス
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21.夕暮れの室蘭港とクルーズ船
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22.絵鞆臨海公園の鐘と夕景
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23.白鳥大橋とダイヤモンドプリンセスの夕景
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24.停泊中のダイヤモンドプリンセス号
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25.ダイヤモンドプリンセス号を間近から見上げる
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26.水平線に沈む夕日と海面の輝き
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6. 測量山頂上、青い電波塔と室蘭の夜景
日が落ちきってから向かったのは室蘭の夜景スポットとして有名な測量山。標高は200mに満たないものの、頂上の展望台からは室蘭港、白鳥大橋、そして遠くの工業地帯までが一望できます。山頂には青く美しくライトアップされた電波塔群があり、その光が海と街明かりとともに、夜空に独特の彩りを与えていました。
27.測量山頂上の青く光る電波塔
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28.測量山頂上の案内看板
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29.測量山から見下ろす室蘭の夜景
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30.測量山から望む室蘭港の夜景
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7. 室蘭工業地帯と日本製鉄室蘭製鉄所の夜景
測量山を下りてからは、いよいよ室蘭の代名詞ともいえる工場夜景めぐりへ。市街地越し、丘の上、白鳥大橋を絡める構図と、場所と画角を変えながら、日本製鉄室蘭製鉄所を中心とした巨大な工業プラントが見せる夜の表情を撮り歩きました。煙突、ガスホルダー、高炉、立ち上る蒸気、そしてプラントの隙間から漏れる作業灯の光。被写体の情報量があまりに多くて、シャッターを切るたびに違う絵になります。
31.室蘭工業地帯の遠景パノラマ
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32.市街地越しに望む工場夜景
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33.白鳥大橋と日本製鉄、室蘭工業地帯のパノラマ
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34.日本製鉄室蘭製鉄所の夜景全景
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35.室蘭工業地帯の遠景夜景
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36.白鳥大橋と日本製鉄室蘭製鉄所
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37.日本製鉄室蘭製鉄所のプラント夜景
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8. 日本製鉄室蘭製鉄所のフレアスタック、噴き上がる炎
この日の旅で何より印象に残ったのが、日本製鉄室蘭製鉄所のフレアスタックから上がる炎でした。製鉄の工程で発生した可燃性ガスを安全に焼却するための大きな煙突で、不定期にゴウッと音を立ててオレンジ色の炎が天に向かって噴き上がります。タイミングが合わないと撮れないご褒美のような被写体で、ファインダー越しに見る炎の形は一発ごとにまったく違いました。紫色に光る煙、白く立ち上る蒸気、そしてプラントを貫く真っ赤な炎。室蘭という街がなぜ「夜景の街」と呼ばれるのか、納得の風景です。
38.製鉄所のフレアスタックから上がる炎
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39.フレアスタックに噴き上がる大きな炎
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40.紫の煙とフレアの炎、製鉄所の夜
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41.室蘭製鉄所の煙とフレアスタック
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9. 別位置から望む工場夜景とフレアの灯
最初に撮影していたポイントから少し場所を移して、別の角度からもう一度製鉄所を狙ってみます。同じプラントでも見る位置が変わると、煙突の重なり方や奥行き感、フレアの炎が浮かび上がる位置が大きく変わって、別の街かと思うほど違う表情を見せてくれました。最後の方ではうっすらと霞のような蒸気が街全体を包み、SF的な光景に。
42.日本製鉄室蘭の紫煙と煙突の小さな炎
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43.日本製鉄室蘭の煙突とガスホルダー
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44.工場群と立ち上る蒸気
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45.別位置から望むフレアスタックの炎
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46.室蘭工業地帯の夜とフレアの灯
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10. 帰路
充実した撮影を終え、夜の室蘭市街地を抜けて帰路につきます。信号の赤、街灯のオレンジ、すれ違う車のヘッドライト。フレアスタックの強烈な印象がまだ目の奥に残っているうちに、ハンドルを握る手にも余韻が残っていました。
47.帰路、夜の室蘭市街地
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おわりに
トッカリショの断崖、地球岬の白亜の灯台、絵鞆臨海公園で出会ったダイヤモンドプリンセスの白い船体、測量山から見下ろす街明かり、そして日本製鉄室蘭製鉄所のフレアスタックから噴き上がる炎。一日のうちにこれだけ違う表情の景色に出会えたのは、室蘭という街の地形と歴史と産業がぎゅっと詰まっているからだと思います。次回は明るい時間帯の工場見学や、白鳥大橋を歩いて渡るような楽しみ方も試してみたいところ。また機会を見つけて再訪したい街です。
使用機材
- Canon EOS R6 + RF24-105mm F4-7.1 IS STM、RF100-400mm F5.6-8 IS USM
- SONY α7c + FE12-24mm F4(SEL1224G)
- SONY Xperia1II
更新履歴
第1稿投稿 2026年4月30日 2時30分(記事コンテンツアップ)

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