2026年7月30日、一般社団法人ネット情報信頼性機構が主催する座談会「情報民主主義とインターネット社会」が、衆議院第二議員会館の会議室で開かれました。出演は衆議院議員の山田美樹さん、早稲田大学文学学術院教授の田辺俊介先生、早稲田大学人間科学学術院准教授の大野志郎先生、同機構代表理事の宮川雅明さん。進行は評議委員長の永吉康朗さんです。
今回の私は、登壇・出演する側ではなく、裏方として撮影に回りました。本格的な動画の撮影は初めてで、それなりに緊張しました。趣味でキツツキのドラミングを録ったり、風景を動画で撮ったりはしてきましたが、人が話す場を2時間近く止めずに記録するのは、それとはかなり違います。ここでは座談会の中身ではなく、現場をどう記録したのかという裏側を、スマートフォンで撮っておいた写真と動画で残しておきます。
1.長机に並んだ座談会の出演者5名
会場は衆議院第二議員会館の会議室。長机に出演者が5人並ぶ。左から進行役を務める評議委員長の永吉康朗さん、早稲田大学准教授の大野志郎先生、衆議院議員の山田美樹さん、早稲田大学教授の田辺俊介先生、そして主催である一般社団法人ネット情報信頼性機構の代表理事・宮川雅明さん。11時16分ごろに録画を回し始め、この写真はちょうど開会の挨拶が進んでいるところだ。カメラの後ろに立った瞬間に、ここから先は撮り直しがきかないのだと実感した。
1.長机に並んだ座談会の出演者5名
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会場は衆議院第二議員会館の会議室。長机に出演者が5人並ぶ。左から永吉康朗さん、大野志郎先生、山田美樹議員、田辺俊介先生、宮川雅明代表理事。
2.三脚に据えたFDR-AXP35とα7Cの2カメラ体制
機材のセッティングは、知人のαさんからノウハウをいただいた。話者のアップはSONY α7Cに70-200mmを付けて狙い、引きの画はビデオカメラのSONY FDR-AXP35に任せる。このビデオカメラはワイプ用であると同時に、α7Cが熱暴走で止まってしまったときのバックアップでもある。1時間半から2時間の長丁場と聞いていたので、とにかく画が途切れないことを最優先にした。
2.三脚に据えたFDR-AXP35とα7Cの2カメラ体制
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手前左がワイプ用の引きを押さえるFDR-AXP35、右が話者のアップを狙うα7C。雲台はVelbon FHD-43M。
3.会場後方から見た収録機材と出演者
会場の後方から、カメラ2台越しに全体を見る。この日の私の定位置はここで、2台のモニターを交互に見ながら、録画が回り続けているかを確認し続けた。画面の中では田辺先生が身振りを交えて話している。テーマ1「新たな大衆社会と影響」に入ったあたりだ。趣味の撮影なら気に入らなければ撮り直せばいいが、この日は同じ話が二度とないという前提で構えていた。
3.会場後方から見た収録機材と出演者
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カメラ2台越しに会場全体を見る。画面の中では田辺先生が身振りを交えて話している。
XM1.2台のカメラの後ろから出演者5名へ寄る
カメラの後ろに立つと、こういう画が見えている。FDR-AXP35とα7Cの間を抜けて、長机の5人へとゆっくり近づいていく8秒ほどの動画だ。スマートフォンを持つ手が止まらないあたりに、初めての本番収録の落ち着かなさが出ている。
XM1.2台のカメラの後ろから出演者5名へ寄る
2台のカメラの間から長机の5人へ寄っていく。山田議員が発言しているところ。
4.収録中のα7Cとガンマイク、ヘッドフォン接続、電源接続
α7Cの背面モニター。記録方式はXAVC S HD 30p、RECの経過時間は21分13秒、残量は2時間54分と出ている。ガンマイクを載せ、音を確認するためのヘッドフォンと、バッテリー切れを避けるための電源を繋いだ状態だ。趣味の撮影なら電池が切れたところで終わりにできますが、この日はそうはいきません。この3点を繋いでおくかどうかで、気持ちの余裕がまるで違いました。
4.収録中のα7Cとガンマイク、ヘッドフォン接続、電源接続
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XAVC S HD 30p、REC 21分13秒、残量2時間54分。ガンマイク・ヘッドフォン・電源を繋いだ状態。
5.FE70-200mm_F4_G_OSSとショットガンマイク
白鏡筒のFE 70-200mm F4 G OSSは、出演者と距離を取りながら一人ずつ寄れるので、会議室での収録にはちょうどよかった。そして上に載っているショットガンマイクは、もともと白猫の「すもも」のゴロゴロ音を録音したくて買ったものだ。まさか議員会館で座談会の声を拾うことになるとは思っていませんでしたが、指向性のおかげで空調の音に埋もれず、しっかり働いてくれました。
5.FE70-200mm_F4_G_OSSとショットガンマイク
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白鏡筒のFE 70-200mm F4 G OSSと、ウインドジャマーを付けたままのショットガンマイク。
6.FDR-AXP35の液晶に収まった出演者5名
FDR-AXP35の液晶。録画経過は0時間21分34秒、残りは8時間8分と表示されている。5人全員が1画面にきれいに収まっていて、この画をあとから編集でワイプとして使うことになる。左奥では永吉さんがノートパソコンで進行の手元資料を確認している。残量8時間という表示は、初めての本番収録ではとにかく心強かった。
6.FDR-AXP35の液晶に収まった出演者5名
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録画0時間21分34秒、残り8時間8分。5人全員が1画面に収まっている。
XM2.発言する山田美樹議員から会場全体へ引く
山田議員の発言を寄りで押さえてから、そのまま会場全体へ引いていく。テーマ1の後半、SNSが政策決定にどう影響するかという話題のあたりだ。α7Cが話者を追い、FDR-AXP35が引きを押さえるという役割分担が、この23秒でそのまま見て取れる。
XM2.発言する山田美樹議員から会場全体へ引く
発言する山田議員から、カメラ2台を含む会場全体へ引いていく縦位置の動画。
7.山田美樹衆議院議員との記念撮影
収録を終えて13時過ぎ、山田美樹衆議院議員と一緒に記念撮影をしていただいた。首から下げているのは議員会館の通行証。午前中の2時間近くを一気に走り切ったあとで、ようやく肩の力が抜けた一枚です。
7.山田美樹衆議院議員との記念撮影
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収録を終えて13時過ぎ、山田美樹衆議院議員と記念撮影。首から下げているのは議員会館の通行証。
おわりに
この日収録した映像は、テーマごとに第1部「新たな大衆社会と影響」、第2部「SNS依存の構造と問題」、第3部「対策としての情報リテラシー」の3本に分けてYouTubeで公開し、内容は書籍としても出版する予定で進んでいます。キツツキのドラミングを録っていたときとは緊張感がまるで違いましたが、αさんに教わったセッティングと、すももで鍛えたガンマイクに助けられました。情報の信頼性をテーマにした座談会を、こちらの都合で撮り逃すわけにはいきません。2カメラ・電源・ヘッドフォンという当たり前の備えを重ねておくことが、結局はいちばん確実な保険になるのだと、改めて感じた一日でした。
撮影機材
- SONY Xperia 1 VIII(XQ-GE44)
- SONY α7C + FE 70-200mm F4 G OSS
- SONY FDR-AXP35
- 一脚(Velbon ポールポッド ライト ビデオ + 雲台 FHD-43M)
- ショットガンマイク(ガンマイク)
更新履歴
- 第1稿投稿 2026年9月20日 22時35分(記事コンテンツアップ)

