リユースドメイン顧客の担当者と打ち合わせをした
本日、12月10日(土)に、リユースドメインを購入されている取引先の技術営業担当者と打ち合わせを行いました。
取引先は、現在版に例えるとオンラインキャバクラと呼べる「チャットレディ」に対して、SEO施策を行っている事業者さんです。
リユースドメインの取引先の顧客の1社が「チャットレディ」を営業されています。
「チャットレディ+地域名」で検索エンジン1位を目指す
取引先と共に、オンライン会議やブレインストーミングを行い、競合他社打破に向けて、月に1度のペースで打ち合わせを行っています。
2022年のゴールデンウイーク明けに、私も実際に取引先の事務所へご挨拶に伺っています。
競合他社は、「サブディレクトリ貸し」だった!
取引先の競合他社に関しては、1~2年前に、既に詳細分析済みでした。
「サブディレクトリ貸し」についても、知識は持っておりましたが、競合他社について、その認識を持っていませんでした。
取引先も、連日、競合他社について、分析、試行錯誤というトライアンドエラーを繰り返し、SEO施策を実施されていました。
両社ともに、「サブディレクトリ貸し」という点に気づいておりませんでした。
本日の打ち合わせにて、雑談を交えながら、ようやく「サブディレクトリ貸し」という現実を発見、気づくことが出来ました。
これは、取引先にとって、非常に有益な情報を提供できたと自負しています。
競合他社「ライブラリースタッフ」検索上位ヒット実情
取引先の競合他社は、
チャトレジョブ:https://librarystuff.net/chatlady/
です。
下記の検索キーワードなどにおいて、
キーワード:チャットレディ
キーワード:チャットレディ+地域名(池袋や渋谷など)
上位表示を成功しているウェブサイトになります。
サイトの中身もしっかりコンテンツが蓄積されています。
コンテンツ内のランキング結果の更新も頻繁に行われており、一般的に有益なコンテンツと言えるでしょう。
ただ、実情としては、「ライブラリースタッフ」の顧客向けに、有利なランキングを表示しているウェブサイトです。
情報操作がされているランキングサイトであり、検索エンジンやGoogleなどからすると、ペナルティの対象となるサイトとなり得ます。
なぜかというと、本来読者にとって、有益な情報が提供されるべきであり、特定の顧客に有利であり、偏った情報提供は、検索エンジンは是(良)としないためです。
Googleの人工知能でも、そこは、まだ検知、突破出来ていないため、読み手にとって有益かどうか、完全に判別が出来ていません。
競合他社「ライブラリースタッフ」の運営会社「株式会社ファンクラス」
チャトレジョブは、サブディレクトリ貸しで運営されています。
サブディレクトリ貸しである「https://librarystuff.net/chatlady/ 」と本サイトであるルミナ「https://librarystuff.net/ 」には、相互のリンクはありません。
サブディレクトリURLから、「chatlady/」をURLから削除して、アクセスすれば、ルミナ「https://librarystuff.net/ 」に誰でもアクセスできます。
下記がルミナのトップページのスクリーンショットになります。
下記が「ルミナ運営元「株式会社ファンクラス」の会社概要のスクリーンショットになります。
サブディレクトリ貸しの運営会社「チャトレジョブ運営事務局」
サブディレクトリを借りて、運営している「チャトレジョブ」のトップページと会社概要(運営会社情報)になります。
下記がチャトレジョブのサブディレクトリトップページのスクリーンショットになります。
下記がチャトレジョブの運営会社情報「チャトレジョブ運営事務局」のスクリーンショットになります。
本サイトとサブディレクトリの運営会社情報が異なる
「ライブラリースタッフ」(https://librarystuff.net/ )は、一定の金銭の授受を目的として、サブディレクトリ「https://librarystuff.net/chatlady/ 」を第三者に貸しています。
運営者情報に基づくと、株式会社ファンクラスが、チャトレジョブ運営事務局に、サブディレクトリを貸しています。
一定の金銭とは、
・収入の分配(運営者50%、サブディレクトリ利用者50%など)
・月額利用料(100万円/月など)
などが、想定され、実際にそう言った取引実例は、ウェブ上で公開されているものもあります。
基本的に、秘匿されるものであり、どのサイトが何%、いくらなどは、第三者が知るすべはありません。
取引先の目指すべき指針の重要な分析内容となった
本日の打ち合わせにて、取引先が競合他社を打破するために、どうするべきかの大きな指針、参考材料を提供することが出来ました。
私は、こういった分析、情報提供が得意です。
誤解の無きよう記載しますが、今回の打ち合わせにて、取引先に何か情報提供料金や物品の提供を求めることはありません。
仲間内の事業者が成功してもらいたいという思いが一心にあります。
誰でも、仲良くしている人が、うまく行ってほしいと思うものですよね。
DRは大きく勝っており、TFは3負けている現状
ライブラリースタッフのahrefsの分析情報になります。
ライブラリースタッフのMajesticの分析情報になります。
取引先のサイト分析情報は、
DR:70
TF:52
競合他社のサイト分析情報は、
チャトレジョブ:https://librarystuff.net/chatlady/
DR:53
TF:16
ライブラリースタッフ:https://librarystuff.net/
DR:53
TF:56
となります。
DRは、圧倒的に優勢を保っているが、TFは僅差で負けています。
DRやTFが検索エンジン上位表示の絶対値ではないが、指数として間違っていない
今回の統計で、取引先がなぜ競合他社に1位を持っていかれているか、分析出来ました。
DRやTFだけが、絶対指数ではないが、検索エンジンの検索順位に概ねリユースランクの高さの順位となっていました。
競合他社のライブラリースタッフには、女性のための婚活や化粧などのコンテンツ記事が1000記事ほど公開されていました。
ドメインランク、ドメインパワーは、非常に有利な指標ではあるが、コンテンツの量の差が、検索順位で負けてしまっている大きない要因と考えられます。
また、企業ドメインとして、「librarystuff.net」が大きく使われている点も、検索順位の結果に左右されている要因とも考えられます。
リユースドメイン運営元としての意見 ~競合他社は、中古ドメインを活用している~
ドメイン「librarystuff.net」は、リユースドメイン、中古ドメイン、オールドドメインが使用されていました。
下記がahrefsのドメイン「librarystuff.net」分析情報になります。
下記がahrefsのドメイン「librarystuff.net」のアンカーテキスト一覧になります。
日本語のアンカーテキストがなく、リユース履歴のあるドメイン=中古ドメインが使われていることを示しています。
下記がMajesticのドメイン「librarystuff.net」分析情報になります。
下記がMajesticのドメイン「librarystuff.net」の被リンク元言語とサイトの言語の分析一覧になります。
被リンク元言語の81.5%が英語で、サイト言語99.6%が日本語であり、被リンクにほとんど日本語が含まれていないことから、中古ドメインが使用されている事を示しています。
コンテンツ情報提供事業者が中古のドメインを使用している
前述の様に、女性のための情報コンテンツを主として公開している「ルミナ」というウェブサイトは、リユースドメインを活用しています。
企業の情報サイトが、中古ドメインを活用している分かりやすい事例と言えるでしょう。
英語で使われていた中古ドメインを使用した
ahrefs、Majestic、しいてはGoogleの「link」コマンドで一覧を見れば、日本語以外で使われていた中古ドメインを使っているのは一目瞭然です。
被リンクの割合は、
英語:81.5%
ドイツ語:15.5%
という順番になっています。
リダイレクト施策している可能性濃厚
ドメイン「librarystuff.net」は、参照ドメインが、2020年1月に大幅に増えています。
その後も、増減しながら、微増しています。
一般的に、リユースドメインを使用した場合、被リンクは、徐々に失われていきます。
一般的なウェブサイト管理者であれば、仕向けリンク先(Do Follow先)のコンテンツが変わっていたり、コンテンツURLが存在しなくなっていれば、リンクを削除します。
よって、リユースドメインを使用する場合、被リンク、参照元ドメインが、徐々に減っていきます。
ドメイン「librarystuff.net」は、参照ドメインの増減をahrefsで確認すると、定期的にリダイレクト施策を行い、被リンク、参照ドメインを補充している可能性があります。
もちろん、日本語の有益コンテンツ提供による日本語の被リンク上昇も、一部存在しています。
前項の被リンクの言語情報に占める日本語の比率が大きければ、読者が、被リンクを付けていると判断もできるでしょう。
日本語の比率は、0.8%と極小であるため、大部分は、中古ドメインや中古ドメインのリダイレクト施策によるリンクと推定されます。
バックオーダー運営元(HubNami株式会社)としての意見 ~中古ドメインを取得するバックオーダーは未来がある~
HubNami株式会社が運営するバックオーダー.jpのメンバーとして、意見を述べます。
リユースドメイン、中古ドメインなどは、英語圏では、アフターマーケット、セカンダリーマーケットと呼ばれています。
4年前には、そういったリユースドメインに対する英語は、ドイツKey-systems社と打ち合わせ時に、特定の単語はないとの話でした。
今では、AfterMarketという単語が定着しつつあり、グローバルでも、中古ドメインという商品が注目されています。
中古ドメインを取得するには、バックオーダー事業者にドロップキャッチを依頼し、オークションで競り勝ち、入手することが一般的です。
元々、日本国、日本人には、分析能力が低い企業、人間が多く、自分自らで中古ドメインを見つけ、バックオーダーにかけられる人は、あまりいませんでした。
そのため、中古ドメインという市場が、日本国内には、10年ほど前から、存在しています。
対して、グローバル市場では、日本人と比較して、分析能力が高く、自身で中古ドメインを見つけ、バックオーダーにかけ、ドメインを得る人がほとんどでした。
中古ドメインという市場が、英語圏やユーロ圏に飛び火した結果、グローバルでも、中古ドメインという市場が出来たと言えるでしょう。
なお、ブログや動画配信で有名なFC2の創業者「高橋理洋」氏も、FC2創業前は、ドメインを売って、軍資金を得たとYouTubeで公開されています。
分析能力が高い人が、日本語圏での事業成功している方の事例として、参考になりますね。
アフターマーケットで天下を取る打ち合わせを行う
来週、HubNamiの代表ダーシャンと打ち合わせを行います。
アメリカのハワイから、来日の上、2日間缶詰めになり、ブレインストーミングを徹底的に行います。
まずは、アジアでNo1のアフターマーケット事業者、バックオーダー事業者となり、ドメイン業界で活躍していく予定です。
具体的なプロセスは、打ち合わせを経て、目標を定めていきます。
代表のダーシャンは、IPOやそれに準ずる売買を最終目標としており、具体的なアイデアを聞きます。
世の中の勝利者の方程式のロジックが掌握できております。
かつ、我々側には、ドメインレジストラという権益も6社以上保有しており、可能性は無限大です。
これらの組み合わせを駆使ししている事業者は、世界中探しても、現存していません。
このビックバンに向けた有益な情報が、本日の打ち合わせで得ることが出来ました。