情報発信やSEOでは、公明性、信用性、独創性が特に重要
ギグワーカーの教育活動の実証実験の現況
一般社団法人ギグワーカーの「ギグワーカーや副業」の活動支援、教育活動のモデルケースとして、アフィリエイトサイトの運営を行っています。
私自身が運営者、または監修者として、運営やその補助を行っています。
現在、4サイトに関わっており、それぞれ別のチームが、記事制作や取材などを行っています。
まだ、大きな収益化には至っておりません。
理由は、最短でも6か月は要するためです。
記事コンテンツが蓄積されてきており、売上も徐々にですが上がってきました。
運営者情報を明らかにせよ
公明性、信頼性の観点から、運営者、監修者、携わる人の情報は、明らかにするべきです。
何もSEO的な目的だけではありません。
とある会社の会社概要や代表者情報が一切ない会社のコーポレートサイトがあったとします。
反対に、会社概要や代表者情報や代表者の顔写真が掲載されているサイトがあったとします。
大部分の人は、後者のサイトのの方が信用できるのではないかと思います。
アフィリエイトサイト、ブロガーサイトでは、情報を無料で提供する代わりに、経由した広告掲載報酬を頂くことで成り立っています。
その情報を無料で提供する情報の信ぴょう性が、どこの誰か一切分からないサイトよりは、信用できるとは言い難いでしょう。
情報発信者の実在性や経歴が明らかになっている場合、運営者の顔が見えます(物理的な意味ではない)。
そのため、情報発信者が、他の情報源(運営する会社のIRやお知らせ情報、ブログ記事、SNS)などで、大まかに信用できる相手かどうか、判断材料があります。
よって、情報発信者は、可能な限り、運営者、監修者の情報を明らかにするべきです。
昨今では、アフィリエイト詐欺という、広告単価の優劣で、記事の内容を勝手に想像して、金銭目的のために運営しているサイトも多数あります。
なお、アフィリエイト詐欺に関しては、消費者庁が「虚偽・誇大なアフィリエイト広告に関する注意喚起」で喚起を行っています。
画像引用:消費者庁
この様なことは、検索エンジンでも、識別されています。
検索エンジンで上位表示を狙うSEO的な観点でも、掲示するほうが得策と言えるでしょう。
掲示できない場合には、掲示したくない理由があるのでは?と考えらてしまうのも自然な流れと言えます。
公開するべき情報は?
公開するべき情報は、
- 運営者(企業もしくは団体名)
- 運営責任者
- 運営者、責任者の略歴、経歴
- 運営者の住所
- 運営者の電話番号
- 運営者のFAX(今の時代必須ではありません)
- 監修者(企業もしくは団体名)
- 連絡先(メールアドレス、SNSアカウント名、お問い合わせフォームやCRMのURLなど)
などがあります。
運営しているウェブサイトによって、公開するべき情報は、変わってきます。
アフィリエイト、広告収益によるブロガーサイト運営であるならば、上記一覧を掲示しておけば良いでしょう。
FAX番号は、電子メールやCRMで置き換えられることが、日本以外のグローバルでは、一般的ですので、必須ではないでしょう。
連作先のメールアドレスも同様です。
欧米では、CRM(Customer Relationship Management、顧客管理お問い合わせシステム)を使うのが常識であり、メールアドレスで消費者である顧客とやり取りしている企業は皆無です。
そのため、SEO的な観点から、上記の2項目は、無くても良いと言えるでしょう。
ただし、日本語で、日本人向けにサイトを公開するのであれば、安心材料として、連絡のつくメールアドレスの公開は、当面必要とも言えるでしょう。
公開情報では、リンクを付与せよ
運営者情報などで、公開している企業名や関与する人物などの情報では、リンクを与えましょう。
リンクがあれば、その先の企業名や運営するウェブサイト上で、相互にその企業や人物の情報が確認できます。
見出しの画像は、公開情報リンクの事例で、日本経済新聞のフッター部分のスクリーンショット「日本経済新聞社の関連サイト」になります。
画像引用:日本経済新聞(2023年3月5日時点)
日本経済新聞の相互リンクやリンク付与は、非常に正しい使い方と言えます。
関連ウェブサイトが、間違いなく日本経済新聞の運営統括下にあることを、信用性という点で、示しています。
ドメインパワーも相互に上がる
お互いにリンクや、一方的なリンク(Do Follow)を行うことによって、ドメインパワーが上がります。
リンク元から、被リンクをもらうと、リンク先に、ドメインパワーの価値が一部付与されます。
これらの単純な仕組みが、複雑に絡み合って、検索エンジンの順位付けが決定されています。
本来こうあるべきリンクを、正しく使って、公明性、信用性を上げていく事は、正当な手段と言えます。
アフィリエイトを行うからには、多くの人に正しい情報を伝えることが重要視されます。
リンクを正しく使うことが出来ていない、アフィリエイター、ブロガーが散見されますが、基本に忠実に活用するべきです。
実証サイトでの運営者情報を更新した実例を紹介
以下、私が関与している3サイトでの運営者情報を更新した実例を紹介します。
「仮想通貨の教科書」の運営者情報を更新実例
変更前
更新後(抜粋)
更新後(サイト全体)
「ウォーターサーバーwiki」の運営者情報を更新実例
変更前
更新後(抜粋)
更新後(サイト全体)
「カードローン審査ガイド」の運営者情報を更新実例
変更前
更新後(抜粋)
更新後(サイト全体)
更新履歴
第1稿投稿 2023年3月5日