苫小牧市の「美沢錦岡通」開通を支援したい/国力増強、教育体制の改善

皆様、北海道はお好きですか?

私は好きです。自然が多くて空気が良いです。贔屓にしている厩(うまや)もあり、長期の休暇の際にはいつでも足を運べるよう、別荘も持っています。

北海道の都市発展は興味深い

 北海道が好きな理由は、自然だけではありません。その都市発展の歴史に興味があるのです。 例えば、苫小牧市を例に挙げてみましょう。港や新千歳空港など交通の要所がある市です。一言でいえば「必要なときに必要な投資を行ってきた」という印象があります。 近代までの主要都市であり支庁所在地でもある室蘭市と比べてみても、面積の大差に関係なく人口は倍以上。あのエリアにおける実質的な経済首都は、苫小牧市にあると言えるのではないでしょうか。

「美沢錦岡通」の工事が頓挫中

美沢錦岡通

美沢錦岡通(幅員40m)道路名表記あり囲いあり  そんな苫小牧市ですが、発展のさなかで実は頓挫している道路工事があることをご存じでしょうか。

美沢錦岡通(幅員55m) 幅員はなんと約55メートル以上あり、車線数にして8~10車線以上を予想します。自動車が主要な交通手段である北海道では、この道路が完成すれば、さらなる交通の円滑化が見込まれるでしょう。

※現在でも同じ名称を冠した道路はあるのですが、今回の話はこれを拡充する新設工事の件です。

国道36号線との関係位置図

美沢錦岡通(幅員55m)国道36号線合流部分 幅員55mの美沢錦岡通と国道36号線合流部分です。

国道36号(幅員35-45m)国道合流部分を中心とした国道36号線の位置図 国道36号(幅員35-45m)国道合流部分を中心とした国道36号線の位置図です。

しかし、数年前からこの工事は進んでいません。資金上の理由なのかなにかほかの理由があるのか定かではありませんが、道内の流通や観光の発展を願う身としては、気を揉むような思いでいます。

臨海北通(幅員50m、8車線)は物流の要(かなめ)

臨海北通(50m)8車線(10車線分の幅あり)  昭和中盤に開通した臨海北通(幅員50m、8車線)は、苫小牧港と苫小牧市の東西を結ぶ道路として、価値を最大限に発揮しています。 白線の引き方は、8車線ですが、路肩が4m程あります。 積雪の少ない地域ですが、雪除けとして場所が確保されています。 10車線にすることも、容易だと思います。

臨海北通(50m)8車線(10車線分の幅あり)の写真  人口17万人の自治体としては、かなり積極的なインフラ投資と言えるでしょう。
天然ガス、石油が産出する地域としてオイルマネーがつぎ込まれているのかもしれません。 人口12万人の地元瀬谷区と比較して、話にならない程の差が大きくあります。

臨海北通(50m)8車線(10車線分の幅あり)車両複数ありの写真  車が通行している写真は、上記の通りです。

どのようにして貢献するか?

 冒頭で述べた通り、北海道が好きな身として何らかの形で力になりたいと考えています。ただし、私は建設事業を行う身でなければ、政治家でもありません。直接的な貢献は難しいでしょう。

みなさんにもこのような例はありますか?社会のために力になりたい、でも何をすればいいかわからない。このような事態に出会うとき、いつも思い出す話があります。

それは、一条工務店の話です。こちらの記事をご覧ください。

浜松市防潮堤に300億円ポンと寄付 「一条工務店」とは?
J-Castニュースより(2012年06月12日)

一条工務店と言えば、説明するまでもなく国内随一のハウスメーカーですね。そんな大企業が、浜松市の防波堤建設に3年で300億円の寄付をしたという話です。

要するに、私のような「いち北海道ファン」のような存在ができることは「納税」または「寄付」の2文字だということです。大好きな土地のために直接貢献できない立場の私が、それでも北海道という地のために貢献できるのが「納税」「寄付」の持つシンプルな力だと考えています。

社会のためになりたい

 少し話題を広げます。

上記のような一条工務店の例を思うと「力なき正義は無力、正義なき力は暴力」という言葉が頭をよぎります

日本にはさまざまな課題があります。少子高齢化、経済の停滞、教育。細かく言えば年金問題、世帯年収の減少、共働き世代の子育ての難しさ。枚挙にいとまがありません。

日本に生まれた者として、少しでもこのような問題に貢献したいと考えています。当たり前の感情として、です。広い意味での国力増強に貢献して、生まれ育った日本という国の力になりたいのです。

そのためには、力が必要です。それは「自ら直接その課題と闘わなければならない」ということではありません。まずは得意分野で目の前の人の役に立つことが大切だろうと考えます。

終わりに

 私は、ウルトラドメインというドメインレジストラ事業や中古ドメイン販売のリユースドメイン、e-sports向けスタジオGスタジオ町田の運営をはじめとして、さまざまな事業を展開してきました。

それらの根っこは、実はつながっています。それは「良い仕事がしたい」「信頼してくれる人たちの力になりたい」「社会のために適切に納税の義務を果たしたい」という思いです。

これらは原動力であり、使命感ともいえる感情です。もちろん、自分の夢のためにも。さまざまな思いを叶えるため、事業に取り組んでいます。

※これらの思いをまとめた、5年後までの事業展望を記事にしました。あわせてご覧ください。

 ギグワーカーの教育活動を支援、ブランド商標を保護する団体の理事を行っています。
一般社団法人ギグワーカー
https//gig.or.jp/

 ドメインのバックオーダーという業種の日本国内のリーディングカンパニーの役員も務めています。
HubNami株式会社のサービス
バックオーダー.JP(BACKORDER.JP)

更新履歴

第1稿投稿 2022年4月29日 第2稿更新 2023年3月9日 画像・動画追加、文章追記