支笏湖氷濤まつり2026──千歳の冬、氷と光のフェスティバルへ

支笏湖氷濤まつり2026──千歳の冬、氷と光のフェスティバルへ

2026年2月2日、千歳市の支笏湖で開催されている「2026千歳・支笏湖氷濤まつり」に行ってきた。

支笏湖の水をスプリンクラーで吹きつけ、零下の気温で凍らせてつくる巨大な氷像。昼は透明感あふれる青白い彫刻として、夜はカラフルなライトに彩られた幻想的な景色として楽しめる、北海道を代表する冬まつりのひとつだ。

今回はCanon EOS R6をメインに、SONY α7CとXperia 1 IIを持って会場を歩き回った。撮影時間は午後2時55分ごろから午後6時15分ごろ。昼の氷像から、夕暮れのブルーアワー、夜のライトアップまで、一日のなかで大きく表情が変わる瞬間をすべて記録できた。

会場到着、最初の氷像へ

入場して最初に目に飛び込んできたのは、思ったより「でかい」氷の彫刻群だ。人の背丈をはるかに超え、場所によっては5〜6メートルはあるものもあった。まずは全体をひと回りして、どこに何があるか把握することにした。

1.会場へ向かう道、到着前の景色

1.会場へ向かう道、到着前の景色
Xperia 1 IIで。駐車場から会場へ向かう道。歩き始めてすぐ、遠くに氷塔が見えた。

2.入場してすぐの氷像群

2.入場してすぐの氷像群
入場口を抜けてすぐのエリア。目の前に広がった氷の塔に、思わず立ち止まった。

3.最初に目に入った氷の塔

3.最初に目に入った氷の塔
Canon EOS R6で最初にシャッターを切ったカット。空の青みが氷に映り込んでいる。

4.氷の表面と空の青

4.氷の表面と空の青
氷の質感をクローズアップ。白く不均一な表面と、内側に透ける青い層が重なっている。

5.光を透かす氷の造形

5.光を透かす氷の造形
太陽光を受けた氷が、内側から発光しているように見える瞬間だ。

6.見上げた氷像

6.見上げた氷像
会場を歩きながら見上げた氷像。人の背丈の数倍はある。

7.氷の柱を間近から

7.氷の柱を間近から
氷の柱のすぐ脇まで近づいて撮影。凍る過程でできた層の跡が刻まれていた。

M1.魚眼で見渡す会場の全景(動画)

SONY α7C(FE12-24mm F4)で撮影。超広角で会場全体の雰囲気を記録した。

M2.到着直後の会場を歩く(動画)

Canon EOS R6で撮影。会場に着いてすぐ、手持ちで歩き回りながら記録した。

M3.氷像の間を移動しながら(動画)

こちらもR6。氷像の間を縫うように歩きながら撮影した。

氷の世界へ踏み込む

会場の奥へ進むほど、氷の密度が増していく感覚がある。α7Cで足を止めて超広角でフレームに収めていると、いくらシャッターを切っても足りなかった。

8.魚眼レンズで包んだ氷の風景

8.魚眼レンズで包んだ氷の風景
SONY α7Cで。FE12-24mmの超広角が氷像の全体感をそのまま写し込んでくれる。

9.氷の通路を進む

9.氷の通路を進む
Xperia 1 IIで撮影。通路の両側に氷像が並ぶ、氷の回廊だ。

10.大きな氷の壁面

10.大きな氷の壁面
かなり大きな氷の塊。高さがある分、圧迫感もある。R6で。

11.氷の構造物を見上げる

11.氷の構造物を見上げる
見上げると氷の隙間から冬晴れの空が切り取られる。

M4.氷像の中を歩く魚眼動画(動画)

α7Cで撮影した動画。超広角で会場内を歩く様子を記録した。

12.積み重なった氷の断面

12.積み重なった氷の断面
層状になった氷の断面。何度も水を吹きかけて凍らせることで、こうした縞模様ができあがる。

13.支笏湖の青みを宿した氷

13.支笏湖の青みを宿した氷
支笏湖の水から作られた氷は、澄んだ水色を宿している。透明度の高い支笏湖ならではの色だと思う。

14.氷像と来場者の距離感

14.氷像と来場者の距離感
氷像の大きさがよく分かるカット。人と比べると、いかに巨大かが伝わる。

M5.スマホで撮った氷像の動画(動画)

Xperia 1 IIで撮影した動画。スマホだと気軽に動画が撮れるのがいい。

3台のカメラが記録した氷像のクライマックス

会場のある一角で、α7C、R6、Xperia 1 IIと3台すべてのカメラを取り出して撮影し続けた。それほどこの場所の氷が印象的だったということだ。3台がほぼ同じ時刻に同じ被写体を記録しているのが、タイムスタンプを見るとよく分かる。

15.Xperiaで切り取った氷のアーチ

15.Xperiaで切り取った氷のアーチ
Xperia 1 IIで。素早く画角を変えながら撮れるのがスマホのいいところ。

16.魚眼が歪めた氷のドーム

16.魚眼が歪めた氷のドーム
α7Cで。FE12-24mmの超広角で捉えると、氷像が天に向かって広がるように見える。

17.ぐるりと氷に囲まれた視界

17.ぐるりと氷に囲まれた視界
同じ場所でカメラの向きを変えながら撮影。どこを向いても氷があった。

18.氷塔群の中を歩く

18.氷塔群の中を歩く
R6で。氷の隙間をすり抜けるように進んでいく感覚。

19.氷の天井が消えそうに見える

19.氷の天井が消えそうに見える
α7Cを真上に向けて撮影。超広角で見上げると、氷が空へ溶けていくようだ。

20.魚眼で迫る氷の圧

20.魚眼で迫る氷の圧
氷の際まで近づいてα7Cで撮影。超広角の歪みが迫力を増幅している。

21.青空と氷のコントラスト

21.青空と氷のコントラスト
Xperia 1 IIで。青空と白い氷のコントラストがくっきりと出た一枚。

22.魚眼越しに広がる氷の城

22.魚眼越しに広がる氷の城
α7Cで。氷像全体をフレームに収めようとすると、自然とこのくらいの広角になる。

23.氷の柱列を横から見る

23.氷の柱列を横から見る
Xperia 1 IIで。柱状の氷が並ぶ様子を横から見ると、パイプオルガンのようだと思った。

24.近づきすぎた氷の厚み

24.近づきすぎた氷の厚み
フォーカスが合いきらないくらい近づいて撮った。厚みと質感がよく伝わる。

25.右へ左へ伸びる氷の回廊

25.右へ左へ伸びる氷の回廊
α7Cで。左右どちらにも氷像が続く。超広角で見ると、空間全体が氷に包まれているような感覚になる。

M6.氷の通路を歩く動画(動画)

Xperia 1 IIで撮影した動画。氷の間を歩く感覚は、静止画よりも動画のほうが伝わりやすい。

26.氷の隙間から見えた空

26.氷の隙間から見えた空
Xperia 1 IIで。氷の隙間から空を覗くと、こんな画になる。

27.冷気が漂う氷の迷路

27.冷気が漂う氷の迷路
この辺りは氷に囲まれた細い通路になっていて、体感温度がさらに下がる感じがした。

圧巻の全景と氷の回廊

会場の中心部に来て、もっとも大きな氷像エリアに差し掛かった。α7Cで撮ると、まるで氷の城の中に立っているように見えた。R6で撮ると、今度は構造物としての厚みと高さが伝わってくる。

M7.魚眼で記録したメイン氷像(最長)(動画)

α7Cで撮影した動画。今回撮影した中でいちばん長い一本。会場のメインとなる氷像エリアを超広角でゆっくり記録した。

28.メイン会場の氷像、圧巻の全景

28.メイン会場の氷像、圧巻の全景
今日最大のR6カット。情報量が多い一枚だ。

29.支笏湖の水から生まれた青い氷

29.支笏湖の水から生まれた青い氷
支笏湖の透明な水が凍ると、独特の青さが生まれる。この色は他ではなかなか見られない。

30.積み上がった氷の厚みと高さ

30.積み上がった氷の厚みと高さ
氷の高さと厚みが伝わる構図で。ここ数週間をかけて積み上げてきたものだと思うと、すごい仕事量だと感じる。

31.光と影が作り出す氷の表情

31.光と影が作り出す氷の表情
太陽の角度によって、氷の表情がまったく変わる。影のコントラストが深みを与えている。

32.奥へと続く氷の回廊

32.奥へと続く氷の回廊
奥に向かって続く氷の回廊。この先にもまだ氷像がある。

33.氷が織りなすパターン

33.氷が織りなすパターン
氷の表面が織りなすパターンに目がいった。水が凍るとこういう模様ができあがる。

34.会場後半の静かな氷像

34.会場後半の静かな氷像
会場の後半エリア。観光客が少し減り、静かに氷と向き合えた。

傾く光とブルーアワー

午後4時を過ぎると、北海道の2月は急激に空の色が変わりはじめる。日が低くなるにつれ、氷の表情も暖色から青へと変化していった。この時間帯は昼間とも夜とも違う、支笏湖氷濤まつりの第三の顔だと思う。

M8.夕暮れ前の会場動画(動画)

R6で撮影した動画。夕暮れ前の柔らかな光が会場に広がっていた。

35.傾いた陽光を受ける氷

35.傾いた陽光を受ける氷
午後4時過ぎ。斜めの光が氷の表面を暖かく照らしている。

36.夕暮れ前の柔らかな光の中

36.夕暮れ前の柔らかな光の中
日没30分前。光がもっとも柔らかくなる時間帯に差し掛かっていた。

37.日が沈みかける空と氷像

37.日が沈みかける空と氷像
α7Cで。太陽が沈みはじめた空と氷像を超広角で収めた。

38.夕刻の氷景を包む魚眼

38.夕刻の氷景を包む魚眼
α7Cで。この時間帯のα7Cのカットの中で、私がいちばん好きな一枚だ。

39.夕の光に染まりはじめた氷

39.夕の光に染まりはじめた氷
氷の白さに夕の橙色がのってきた。この色変化がいちばん好きな時間帯かもしれない。

40.薄暮の空と氷の塔

40.薄暮の空と氷の塔
R6で。空と氷の境界がだんだんぼやけてきた。

M9.薄暮の空と氷像の動き(動画)

R6で撮影した動画。刻一刻と変わる空の色を動画で記録した。

41.残照が溶け込む氷の透明感

41.残照が溶け込む氷の透明感
α7Cで。残照を受けた氷が内側から光っているように見えた瞬間。

42.深まる青に包まれた氷像

42.深まる青に包まれた氷像
空が青くなってきた。この時間帯のα7Cの発色が私はいちばん好きだ。

43.氷の向こうに沈む夕日

43.氷の向こうに沈む夕日
α7Cで。氷の向こうに地平線が見える構図を探した。

44.刻々と変わる空の色と氷

44.刻々と変わる空の色と氷
α7Cで撮影した中でも、特に印象に残った一枚。空の色が刻一刻と変化しているのが分かる。

45.夜へと移ろう直前の氷景

45.夜へと移ろう直前の氷景
α7Cで。もうすぐライトアップが始まる。空が完全に暗くなる直前の空気感。

46.薄暮の氷像をスマホで

46.薄暮の氷像をスマホで
Xperia 1 IIで。同じ場面をスマホで撮ると、また違う色合いに仕上がる。

47.ブルーアワーの始まり

47.ブルーアワーの始まり
Xperia 1 IIで。青みが全体を覆いはじめた。ブルーアワーが始まった瞬間を捉えた。

M10.Xperiaで撮った会場の動画(動画)

Xperia 1 IIで撮影した動画。空の色が完全に変わったタイミング。

ブルーアワーから夜の氷像へ

空が深い青に染まり、ライトアップされた氷像が徐々に存在感を増してきた。昼の顔とはまったく異なる。この時間帯に会場にいられたことが、今日来てよかったと思う理由のひとつだ。

48.暮れなずむ会場の空気

48.暮れなずむ会場の空気
R6で。空が暗くなりはじめ、ライトアップの光がじわじわと存在感を持ちはじめた。

49.ブルーアワーに浮かぶ氷像

49.ブルーアワーに浮かぶ氷像
R6で。ブルーアワーの深い青に、ライトに照らされた白い氷が浮かび上がっている。今日のR6カットで私がいちばん好きな一枚かもしれない。

50.光が消えて浮かび上がる氷

50.光が消えて浮かび上がる氷
R6で。空の自然光が消えたことで、ライトアップの光だけが残り、氷がくっきりと浮き上がった。

M11.薄暮の魚眼動画(動画)

α7Cで撮影した動画。ブルーアワーから夜へと変化する会場の様子を超広角で記録。

ライトアップの夜、帳が下りた氷の城

完全に夜になると、会場はもう別世界だった。氷像がカラフルな光に照らされ、昼間とはまったく異なる表情を見せる。昼から夜まで一日かけて歩き続けた甲斐があった。

51.夜の帳が下りた氷の城

51.夜の帳が下りた氷の城
夜の帳が完全に下りた。ライトアップされた氷が、城のようにそびえている。

52.ライトに照らされた氷の輝き

52.ライトに照らされた氷の輝き
R6で。ライトが氷に当たって、内側から発光しているような輝きになっている。

M12.夜のライトアップが始まる(動画)

R6で撮影した動画。ライトアップされた夜の会場の雰囲気を記録した。

53.闇に浮かぶ白い氷像

53.闇に浮かぶ白い氷像
真っ暗な背景に白い氷像が浮かんでいる。夜の氷濤まつりは昼とはまったく別のイベントと言っていい。

54.ライトアップが彩る氷塔

54.ライトアップが彩る氷塔
氷の透明感がライトの色を吸収して、塔全体が発光体のように見える。

M13.夜の氷濤まつり、最後の動画(動画)

R6で撮影した今日最後の動画。夜の氷濤まつりの空気感がそのまま収まっている。

55.青と白に輝く夜の氷祭り

55.青と白に輝く夜の氷祭り
青いライトと白い氷が溶け合った一枚。夜の氷濤まつりを象徴するような画になった。

56.最後に見た、夜の氷濤まつり

56.最後に見た、夜の氷濤まつり
最後にシャッターを切ったのは午後6時15分。昼から夜まで、一日かけて支笏湖氷濤まつりを撮り切ったことに、静かな充実感があった。

撮影機材

  • Canon EOS R6 + RF24-105mm F4-7.1 IS STM
  • SONY α7C + FE12-24mm F4(SEL1224G)
  • SONY Xperia 1 II

更新履歴

第1稿投稿 2026年2月3日 12時00分(記事・写真アップ)
第2稿更新 2026年2月10日 12時00分(動画13本アップ)