近年、静的サイトジェネレーターに注目しています。有名どころだと、GatsbyやHugoが挙げられますね。ユーザー数50,000人以上とも言われる有料ホームページビルダーのSIRIUSも、同様に静的サイトジェネレーターの一種です。個人的にこれらが近々、国内におけるサイト制作のスタンダードにまで人気を高めてくると見ています。
※静的サイトジェネレーターについての説明は割愛します。詳しくは以下のリンクがわかりやすく、おすすめです。
https://dyno.design/articles/what-is-static-site-generator/
「静的サイトジェネレーター」について網羅的に説明します/Dyno
現在、国内のサイト・ブログ制作でもっともメジャーなのはWordpressであるといえるでしょう。当社のウルトラドメインでも、レンタルサーバーの標準CMSとしてはWordpressを選びました。
ただ、弱点もあります。まず、複雑なhtml、css、 Javascript構造によってページが重くなってしまう可能性があることです。また、セキュリティの脆弱性も見逃せません。
一方で静的サイトジェネレーターは、アクセスに応じていちいちページを生成するのではなく、あらかじめフォルダに格納されているファイルをそのまま表示する仕様です。イメージでいえば、画用紙にイチから絵を描くか、タンスにしまってある写真をそのまま出すかくらいの差がありますね。
データベースを必要としない点も魅力的で、Wordpressで問題視されているセキュリティ面にも強みがあると言えます。
欧米諸国でも、ここ数年で勢いを増している印象です。国内でも静的サイトジェネレーターに関する記事や特集、書籍が増えてきました。例えばHugoならテーマ数も増えてきており、デザイン面での差別化も測りやすいのではないでしょうか。
実は当社のVSEO事業「G-STUDIO」の公式サイトも、静的サイトジェネレーターで作成しました。Hugoです。アクセス数・顧客数も安定して増加しており、SEOの観点から見ても問題なく運用できています。
https://gstudio1.com/
G STUDIO | ゲーミングスタジオ町田 | Gstudio | Gスタジオ
ページ作成自体も、マークダウンで簡単です。もちろん、慣れるまでは少々時間を要しますが。
当社のウルトラドメインは、クラスCからのIP分散サーバーを提供しています。サテライトサイトを用いたSEO対策には非常に強みがある仕組みです。Hugoをはじめとする静的サイトジェネレーターとの相性は抜群ですね。
今後は、ウルトラドメインの機能として静的サイトジェネレーターを組み込むことも考えていくつもりです。
少々専門的なお話になりましたが、ウルトラドメインの展望についてお話ししました。今後も静的サイトジェネレーターをはじめとした、SEO・サイト制作のトレンド動向に注目していきます。常にグローバルな情報を取り入れ、利用者様にとってプラスになるような仕様づくりをリードしてまいります。
ウルトラドメイン
https://www.ultra-domain.jp/
リユースドメイン
https://reusedomain.com/
一般社団法人ギグワーカー
https://gig.or.jp/