「プライベート空港が意外と現実的」ってご存じですか?|“大それていない”夢の話

皆様は「プライベート空港」をどう思いますか?
ドラえもんのスネ夫がよく自慢する、アレですね。
でも実は、ある程度の資金を準備すればプライベート空港自体は誰でもつくれます。

…というハッタリから、今日は私の「夢」の話をさせてください。

「空港」と言うと大げさに見えてしまいますね。自宅などに設置する簡易な発着所、と考えていただければ概ね正解です。小さな飛行機が発着できればじゅうぶんなので、それほど広いスペースは必要としません。

私には、このプライベート空港を自宅につくるという夢があります。厳密にいえば北海道苫小牧にある別荘に簡易なフライト発着場をつくりたい…ということになります。

なぜそんな夢を持つに至ったか?

その理由は、アメリカに住む友人との約束にあります。ダーシャンといいます。もともとは某大企業で活躍していました。現在はカリフォルニア州の近郊に住まいを構えており、定期的に遊びます。夜のバーで静かなバンド演奏を聴いたり、ダーシャンの船で沖に出たりと、日常ではなかなかできない体験を共有してきた仲です。

(ちなみに彼の家には、自前で組み立てた個人用の飛行機があります)

あるとき、そんな彼と仕事の話をしました。「Yuki、お前の会社がうまくいったら何か楽しいことをしよう」「ウチから飛行機を飛ばして、北海道まで渡ろう」と言うのです。

かなりおもしろそうだ、と感じました。

実は私は、航空ライセンスを持っています。当然、自家用飛行機のパイロットにもなれます。カリフォルニアから日本までは、場所によりますがだいたい1~2週間程度のフライトになるでしょう。もちろん大変です。しかし「おもしろそう」と思ってしまいました。

少し話がそれますが、実はプライベート空港をつくること自体はそれほど難しくありません。土地さえあって、かつ簡易なスペースであれば工費自体は100〜200万円程度で済むこともあります。

しかし、それを「仕事がうまくいったら」という目標の先に据えると、モチベーションが変わります。そんな目標も今では「小さな飛行機を買ってダーシャンの家の格納庫(Hanger)に保管する」「その間の機体管理や整備はダーシャンに任せる」「その飛行機で日本まで飛ぶ(難しければダーシャンの飛行機で)」と、かなり具体的な形にまでなりました。

そんな夢を追いかけて、今さまざまな事業を行なっています。

もちろん、それがすべてではありません。私には、仕事を通して実現したいことがたくさんあります。苫小牧市の美沢錦岡通開通を、少しでも援助したい。日本の教育をはじめ、生まれ育った我が国の力になれるようなことはなんでもしたい。そのうちのひとつに、個人的な夢があるといったイメージですね。

何事も「おもしろそう」は一つの原動力です。そのためには、目の前の仕事のクオリティをあげること、その仕事の恩恵を受けてくれるサービス利用者の方にとって、少しでも良い仕事をすること、これらが大きなモチベーションになっていると感じます。

そんな思いを伝えたことで、ありがたいことに株主として支援してくれる方もいます。数々のビジョンに共感してくれた方です。本当に感謝しています。

実はその人とダーシャンを絡めた目標もあります。2人でアメリカのダーシャンの家まで行って温泉に入りたい。でも、そもそもそのあたりに温泉がなかったら? つくってしまえばいいよ、と。楽しみです。それもユニクロの安い服で揃えて行ったらおもしろい、と盛り上がりました。

(さらにその人とは「大阪港からプサンまでフェリーで移行」「そこから車に乗って韓国を横断してしまおう」と、これも実に楽しみな話です)

そういう夢を共有した人と仕事をするのが、楽しくてたまりません。これから事業にジョインしてくれる人とも、そのような目標を共有できたら、働く時間が非常に楽しいものになると思います。お互いに夢や目標を持ち寄って、助け合いながら実現を目指せたら何よりですね。

直感的に「おもしろい」と思うことに飛び込むことを忘れないようにしたいものです。そして、他者貢献です。誰かのために力を発揮することが、結果的に自分の夢を支えてくれるのだと実感しています。

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