.infoを管理しているIdenfty Digitalがシリコンバレー銀行の預金残高を死守!!
3月13日にアメリカのシリコンバレー銀行銀行が破綻しました。
その激震が、ドメイン業界にも走っています。
.infoを管理しているIdenfty Digitalが、緊急のメール、及びIRアナウンスを出しました。
failure of Silicon Valley Bank
シリコンバレー銀行が破綻、倒産しました
という強い見出しでメール文面が始まります。
all our registrar partners to immediately redirect all payments for Identity Digital using the updated banking information below
全レジストラ事業者は、即座に銀行振込先(海外送金先)を変更(リダイレクト)してください!!
と、送金先を変更指示しています。
While Identity Digital was a banking client of SVB
Idenfty Digitalは、シリコンバレー銀行の顧客です。
Idenfty Digitalは、シリコンバレー銀行の口座を持っている
今まで、銀行振込で、Idenfty Digitalに送金したことはありません。
Verisignなど、大きな金額が動くレジストリは、外国送金や銀行振込での送金しか認めていません。
.infoは、TLDとしては、大きいですが、.com、.orgに準ずる規模で、.comと比較すると核の差があります。
Idenfty Digitalは、クレジットカード送金が、許可されているので、外国送金手数料を考えると、レートは悪くありません。
過去の銀行口座情報を確認するすべは、ありません。
このメールの内容からすると、外国送金の受取先にシリコンバレー銀行が使われていたのは言うまでもありません。
以後、HSBC銀行(香港上海銀行)を使うようにと記載があります。
米国企業なのに、中国の銀行口座を使うのは、いいのかな?と思う節目はあります。
今回の事例では、Idenfty Digitalは、通帳の残高全額、引き下ろしている、または他の銀行口座に移していると言えるでしょう。
シリコンバレー銀行破綻の外部ニュース引用の2記事
Yahooニュース 米シリコンバレー銀行が経営破綻、リーマン以降で最大…利上げで貸出先の資金繰り悪化
画像引用:Yahooニュース
日本経済新聞 米大統領、シリコンバレー銀行の預金保護「迅速に解決」
画像引用:日本経済新聞
シリコンバレー銀行の総資産は約28兆円(2,090億ドル)
28兆円の報道記事
引用:前項Yahooニュース「22年末の総資産は2090億ドル(約28兆円)」
総資産28兆円は、横浜銀行、福岡銀行と同格
銀行の総資産ランキングを公開しているStrainerによると、
- ふくおかフィナンシャルグループ(福岡銀行などの合併した銀行)
- コンコルディア・フィナンシャルグループ(横浜銀行などの合併した銀行)
と同格の銀行となります。
メガバンクと比較すると、ゼロが1つ少ないですが、それでも5大都市圏の一番大きな地銀と同規模と言う事になります。
地元横浜市や町田市、相模原市、川崎市では、浜銀(はまぎん、横浜銀行)のテリトリーが圧倒的に強いです。
メガバンクは、その地域では、横浜銀行に、預金残高やATM、店舗数では、後塵を拝しています。
浜銀が倒産したら、横浜市、神奈川県の行政は、まずストップすること間違いなしです。
シリコンバレー銀行も、20代のころ住んでいたSanJose(サンノゼ)の旧中心都市「Santa Clara(サンタクララ)」が本拠地です。
私は、Bank of Americaの口座を使っていました。
シリコンバレー銀行というのは、見た記憶がありませんが、IT系に強い感じの企業名ですね。
引用Strainer(2023年3月16日時点)