午前中は座学
久米島漁業組合の事務所棟の2階を、座学の講義の場所として、お貸し頂きました。
毎年、借りている様です。
プロジェクターを使い、主催の公益財団法人日本自然保護協会(ラムサール条約日本理事)の安部真理子さんが、サンゴ礁の現状と回復、死滅具合をチェックするための講義をされました。
サンゴの種別、区別するのが、写真からでは非常に分かりづらかったです。
そのため、午後に、シュノーケルでの実際の海での講習に繋がっています。
サンゴだけではなく、魚や無脊椎動物の勉強もありました。
サンゴ礁の環境変化を確認するリーフチェックでは、サンゴだけではなく、魚、無脊椎動物も観測します。
これには理由があります。
魚やナマコなどの無脊椎動物は、サンゴを食べます。
逆に小さい熱帯魚などは、サンゴに身を潜めて、大きく成長して行きます。
これらには、相関があり、3つの生態系を、それぞれ観測する事により、サンゴ礁の環境チェックであるリーフチェックが成り立ちます。
どれが欠けても、サンゴ礁の維持に総合的な影響が出るため、サンゴ礁が死滅する、サンゴ礁が成長し、拡大する、監視しておく必要があると言うわけです。
リーフチェック・チームリーダー&チーム科学者養成講座ページ2
リーフチェック・チームリーダー&チーム科学者養成講座ページ2
座学の場所久米島漁業協同組合
座学の場所久米島漁業協同組合(拡大)
座学の場所久米島漁業協同組合の事務所
座学の場所久米島漁業協同組合の事務所玄関
久米島漁業協同組合の座学の会場
座学の風景1
座学の風景2
座学のスライド1
座学会場の後ろから
座学のスライド2
サンゴの分類記号
久米島漁業協同組合の入り口
昼食はお弁当(自費)
琉球料理のお弁当です。
大きなニガウリやゴーヤが入っています。
午後は、漁船で沖合に移動しシュノーケルでリーフチェックの実技講習
漁船乗り場へ移動しました。
そこで、ウェットスーツに着替え、漁船に乗り込みました。
リーフチェックの機材の説明を受けました。
番号札を講師がポイントに設置し、その物体(サンゴ、無脊椎動物[動く]、魚[は付けられない])を判別します。
また、50mのメジャーを直線状に垂らし、50cm毎に何があるか観測します。
統計学上、これらの情報で、環境変化のデータ化して行くと言う訳です。
漁港に車で乗り付ける
リーフチェックの記載用紙(防水紙)
リーフチェック練習用機材の番号札
シュノーケル機材
ボランティア協力してくれる漁師さんの漁船
ボランティア協力してくれる漁師さんの漁船の漁船番号
漁船の後方部分
漁船の操縦席に座る船長「いさむさん」
漁船の甲板
甲板で準備するメンバー達(中央左が中澤、緑色の糸のウェットスーツ)
船首に立つ立石さん
漁港の甲板で待機するメンバー達
防水カメラ片手に待つ中澤
沖合に移動する漁船甲板のメンバー達と移動の様子
漁船甲板にいるメンバー達の様子
ダイビング機材を背負ってエントリーする講師の様子
エントリーするメンバー達と梯子の取り付け風景
メジャー、番号札敷設後の講師たちの機材と漁船甲板のメンバー達の様子
講師、漁師がリーフチェックのポイントへ漁船を誘導する様子
立石さんが記録のために撮影する様子
メンバー達が漁船からエントリーする様子
リーフチェック練習場へ海中移動する様子
サンゴ礁を撮影した映像
漁船に戻る様子
立石さんが記録のために撮影しに行く様子
リーフチェック実技練習
シュノーケルで、サンゴ、無脊椎動物、魚の種類を記録する練習を行いました。
なぜダイビングではなく、シュノーケルかと言うと、環境保護活動のため、予算がなく、タンク代節約するためです。
実際、このリーフチェックでも、タンクの使いまわしを安全な範囲で行っています。
国や大企業、環境省が予算付けてくれると良いですね。
漁船から飛び込む漁師さん
シュノーケルで移動中
久米島アーラ沖のサンゴ礁
死滅して石化したサンゴ礁(4番、RC:ロック)
生きているサンゴ礁(6番、HC:ハードコーラル)
生きているサンゴ礁(8番、SC:ソフトコーラル)
浅瀬でリーフチェックの練習をするメンバー達
死滅して石化したサンゴと生きているサンゴ(24番、RC:ハードコーラル)
生きているサンゴ礁と50mのメジャー(HC:ハードコーラル)
大きな貝
大きな貝(21番)
生きているサンゴ礁と漁船の錨(19番、RKC:最近死滅したサンゴ)
生きているサンゴ礁(19番、RKC:最近死滅したサンゴ)
死滅したサンゴで、緑化している(18番、RC:ロック)
泳ぐ魚
実習報告書
船首から錨を望む
アーラ沖の漁船から見た久米島
漁船から見たメンバーのシュノーケル練習風景1
漁船から見た漁師さんと講師
漁船から見たメンバーのシュノーケル練習風景2
漁船から見たメンバーのシュノーケル練習風景3
漁船から見たメンバーのシュノーケル練習風景4とアーラ浜の琉球建築物
漁船から見たメンバーのシュノーケル練習風景5と防水紙に記入する姿
漁船から見たメンバーのシュノーケルで移動風景
漁船から見たリーフチェックの講習風景1(波が荒天で望遠で撮影しているため手ぶれが大きい)
漁船から見たリーフチェックの講習風景2
漁船から見たリーフチェックの講習風景3、防水紙に記入する姿、アーラ浜
講師スキューバダイビングで海中移動風景(講師撮影)
浮力に抵抗してリーフチェックする風景(講師撮影
メンバーのシュノーケルでリーフチェック風景(講師撮影)
中澤のシュノーケルでリーフチェック風景1(講師撮影)
メンバーのシュノーケルでリーフチェック浅瀬の風景(講師撮影)
リーフチェック中にウミヘビが突っつき、驚いて逃げる様子(講師撮影)
元気のない久米島アーラ沖のサンゴ礁の海中風景(講師撮影)
中澤のシュノーケルでリーフチェック風景2(講師撮影)
漁船から見た島尻地区の山
船首で久米島を眺める
漁船から見た太陽光の海面反射
漁船から見た久米島兼城港
漁船から見た久米島兼城港に停泊する久米商船のフェリー琉球
漁船から戻ったメンバー達
漁船の船首から前方を望む
係留地に向かう漁船「第三勇丸」1
係留地に向かう漁船「第三勇丸」2
20番のサンゴ礁(SC:ソフトコーラル、講師撮影)
19番のサンゴ礁(RKC:最近死滅したサンゴ、講師撮影)
17番のサンゴ礁(HC:ハードコーラル、講師撮影)
15番のサンゴ礁(HC:ハードコーラル/RC:ロック/RKC:最近死滅したサンゴ、講師撮影)
2番のサンゴ礁(SC:ソフトコーラル/スナギンチャク、講師撮影)
1番の岩(RC:ロック、講師撮影)
船上で待機するメンバー達(講師撮影)
漁船から見たリーフチェックの講習エリアの半周映像と久米島
漁船船首から見たアーラ沖から兼城港へ全速で向かう風景
係留地に向かう漁船「第三勇丸」
荒天で揺れる、海がうねる
酔い止めを飲んでいましたが、シュノーケルでかなり海がうねったため、酔いました。
小人数しか人手が集まらなかった事もあり、リーフチェックでは、全員の存在が重要です。
明日のリーフチェックの本番環境と同じ状態での練習、明後日の本番、予定に余裕がありません。
追加のシュノーケルの練習、体調管理も重要なので、1本見送っておきました。
今夜、久米島ホタル館で、夜にホタルを鑑賞するというタスクが入っているのもあり、体力を残す必要がありました。
海に入る時、体調が大きく影響します。
ゆっくり休息をとり、睡眠をしっかりとる事が重要です。
3日目の本番で、自分の役割を全う出来るよう、この三日間過ごしたいと思います。
更新履歴
第1稿投稿 2024年6月11日 21時10分(画像47枚アップ)
第2稿更新 2024年6月14日 17時00分(画像14枚、座学記事アップ)
第3稿更新 2024年6月14日 20時00分(画像5枚、昼食記事アップ)
第4稿更新 2024年6月15日 11時50分(画像4枚、午後は、漁船で沖合に移動しシュノーケルでリーフチェックの実技講習、リーフチェック実技練習、荒天で揺れる、海がうねるの記事アップ)
第5稿更新 2024年6月15日 12時10分(リーフチェック・チームリーダー&チーム科学者養成講座のチラシのスキャン画像2枚アップ)
第6稿更新 2024年6月15日 13時10分(防水ハウジングケース入りのNEX5Rの動画12点アップ)
第7稿更新 2024年6月15日 19時20分(CANON R6の動画6点、講師撮影のコンデジ動画8点アップ、記事原稿完成)