桃台猫台・アマポーラ宗谷・浜勇知園地・稚咲内──礼文島から宗谷海峡を渡り砂丘の夕暮れまで(2026年5月9日)
2026年5月9日、礼文島の桃台猫台展望台を出発点に、フェリー「アマポーラ宗谷」で利尻島を経由しながら宗谷海峡を渡り、稚内の浜勇知園地、そして稚咲内砂丘へとつなぐ一日でした。礼文島から宗谷海峡、利尻富士の眺め、稚内の海沿いの道、夕日に染まる砂丘と夜のペンション冨士門まで。135枚の写真と8本の動画とともに、この日の旅を振り返ります。撮影機材は Canon EOS R6 を主体に、Sony α7C(魚眼レンズ)と Xperia 1 II を組み合わせた三台体制です。
1. 桃台猫台(礼文島)
礼文島の南側、桃岩と猫岩が並び立つ海岸沿いに桃台猫台展望台があります。10時台の礼文島は雲の隙間から日が差し込み、宗谷の海が濃い群青色に輝いていました。展望台に立った瞬間に、断崖の向こうに広がる水平線の大きさに言葉をなくします。遊歩道を歩きながら、奇岩の表情と礼文島の緑の稜線を何度も構図に取り込みました。
1.桃台猫台から見晴らす礼文島の断崖と宗谷の海
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2.猫台の岩肌と眼下に広がる水平線
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3.魚眼に映る桃岩展望台の稜線と日本海
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4.桃台猫台の遊歩道
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5.礼文島の緑の斜面と白波
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6.猫岩を望む展望台からの眺め
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7.断崖に立つ奇岩と日本海の群青
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8.桃岩の全貌と礼文島の緑
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9.展望台から見下ろす礼文の入り江
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10.魚眼レンズが捉えた桃台猫台のパノラマ
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11.礼文島の断崖と眼下の漁村
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12.猫台展望台付近の岩礁と海
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13.礼文島の荒々しい崖と草原の稜線
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14.猫台から見晴らす礼文の空と海
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2. アマポーラ宗谷、礼文島を出港
13時前、礼文島の港からフェリー「アマポーラ宗谷」に乗船しました。礼文島を離れるのは、いつ来ても少し名残惜しい。デッキから振り返ると、桃台猫台の稜線がゆっくりと遠ざかっていきます。船が出港すると海峡の風が一気に強まり、海面が白波を立て始めました。この船は利尻島・鴛泊港を経由して稚内へ向かいます。
15.アマポーラ宗谷の乗船を待つ礼文島の港
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16.フェリーのデッキとターミナル
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17.礼文島を離れる直前の港の風景
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18.出港直後、遠ざかる礼文島の山稜
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19.アマポーラ宗谷のデッキから礼文島を振り返る
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20.礼文島の全景が船の後方に小さくなる
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21.宗谷の海峡を進む船上からの眺め
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22.白波を立てながら航行するアマポーラ宗谷
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3. 宗谷海峡を行く、利尻富士が姿を現す
甲板に出ると宗谷海峡の風が顔を打ちます。魚眼レンズを向けると、水平線が球面に歪んで、空と海の比率が大きく変わります。しばらく航行していると、左手の霞の向こうにうっすらとした山のシルエットが現れました。利尻富士です。最初は雲と見分けがつかないほど薄い輪郭でしたが、近づくにつれて、独立峰のなだらかな稜線が確かな実体感をもって迫ってきます。
23.甲板から見る宗谷海峡
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24.魚眼が捉える広大な宗谷海峡
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25.空と海の境界線
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26.船の甲板と青い海
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27.海峡の波と遠くの島影
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28.デッキから望む日本海
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29.アマポーラ宗谷の船内と外の景色
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30.宗谷海峡の広がりと空
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31.利尻富士が海の向こうに姿を現す
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32.利尻富士の稜線と宗谷海峡
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33.船上から望む利尻富士の全容
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34.宗谷海峡の水面に映る光と影
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M1.アマポーラ宗谷の航行と利尻富士(動画)
35.フェリーデッキに吹き抜ける海風と青空
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36.礼文島から利尻島へ、船上からの眺め
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4. 利尻島 鴛泊港 寄港
利尻富士の麓、鴛泊港に入港します。船がゆっくりと岸壁に近づくにつれて、利尻富士の巨体が視界を覆うように大きくなっていきます。頂上付近には薄く雲がかかり、裾野の緑が麓の集落まで続いている。独立峰というのは、海の上から近づいてくるときの迫力が格別です。短い停泊時間のあいだに、デッキから岸壁と港の風景を撮り続けました。
37.利尻島に近づく船上から望む利尻富士
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M2.アマポーラ宗谷から見る利尻島への接近(動画)
38.利尻島の岸壁と漁港
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39.利尻島の海岸線
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40.利尻島鴛泊港に入港するアマポーラ宗谷
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41.利尻島の港と町並み
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42.利尻富士を背後に持つ鴛泊港
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M3.アマポーラ宗谷からの利尻島寄港シーン(動画)
5. 利尻島を離れ、稚内へ
短い寄港を終えてアマポーラ宗谷は再び動き出します。鴛泊港から遠ざかりながら振り返ると、利尻富士がだんだん小さくなっていく。北に向けて宗谷海峡を渡り、稚内フェリーターミナルへ。水平線の向こうに稚内の街の輪郭がぼんやりと現れ始めると、海の旅ももうすぐ終わりと分かります。
43.利尻島鴛泊港を出発、稚内へ向かう
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44.利尻島を離れ宗谷海峡を北上
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45.利尻富士を後にして稚内へ
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46.稚内へ向かう航路、宗谷海峡の水平線
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47.稚内入港前、防波堤が近づく
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48.稚内フェリーターミナル前の波止場
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6. 稚内入港・稚内港
稚内フェリーターミナルに到着。船から下りた瞬間、海の上とは違う地上の空気を感じます。魚眼レンズで港の全景を収めると、防波堤と市街地が球面の中でひとつながりに映ります。Xperia で港周辺を歩きながら撮影。稚内の港は工業的な港と観光の入口が混在していて、乗客が散り散りに動き出すまでの間、しばらく波止場をうろうろしながらシャッターを切りました。
49.魚眼で捉える稚内港の全景
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50.入港直前の稚内の港と市街地
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51.稚内フェリーターミナル付近の風景
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52.稚内の港と空
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53.稚内港の船と防波堤
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54.稚内市街を背景に
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55.稚内港に停泊する船
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56.フェリーターミナルから市内へ
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57.アマポーラ宗谷の船室
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58.船内ラウンジ
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59.船内から見る海
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60.船内でデスクワーク、執筆を行う
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M4.稚内港周辺の風景(動画)
61.フェリーから見る利尻富士
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62.アマポーラ宗谷から見る利尻富士
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63.利尻富士を望遠でとらえる
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64.利尻富士(宗谷海峡・望遠)
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65.フェリーから見る稚内の海岸とレーダー施設
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66.フェリーから見る稚内の海岸線
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67.フェリーから見るノシャップ岬(灯台とレーダー)
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68.ノシャップ岬の灯台とレーダー(フェリーから)
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69.フェリーから見るノシャップ岬遠景
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70.フェリーから見るノシャップ岬と稚内市街
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71.魚眼で捉える宗谷海峡
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72.アマポーラ宗谷の航行情報モニター
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73.フェリーから見る稚内の海岸
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74.アマポーラ宗谷の船内階段
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75.アマポーラ宗谷の車両甲板(冷凍トラック)
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76.アマポーラ宗谷の車両甲板
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77.フェリーから見る稚内港付近の岬
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78.アマポーラ宗谷のポートホールから見る海
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M5.浜勇知園地の波と海岸(動画)
7. 浜勇知園地
稚内市街を出て日本海沿岸を南へ走ると、浜勇知園地に到着します。道路脇にひっそりと入口があり、海岸に出ると一気に視界が開けます。砂浜に打ち寄せる波の向こう、日本海の水平線の上に、利尻富士のシルエットが浮かんでいました。風が強く、砂が飛んでくる中でしゃがみながら波打ち際を撮影。海藻や流木が打ち上げられた浜の様子が、ここが最果ての海岸であることを静かに語っていました。
79.浜勇知コウホネ沼の駐車場
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80.浜勇知コウホネ沼と利尻富士
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81.浜勇知コウホネ沼の記念碑
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82.浜勇知の海岸と利尻富士
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83.浜勇知園地の案内板(利尻礼文サロベツ国立公園)
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84.浜勇知コウホネ沼の植物
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85.浜勇知コウホネ沼
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86.浜勇知コウホネ沼(葦原)
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87.浜勇知のハマナス
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88.浜勇知コウホネハウスへの木道
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8. 稚咲内と夕暮れ
浜勇知園地から車で少し南へ走ると、稚咲内(わかさかない)に着きます。海沿いの一本道が地平線まで伸び、日本海に向かって走り続けます。到着したのが夕方に差しかかる頃で、太陽の角度がちょうど草原と道路を照らし始めていました。日が傾くにつれて光の色が変わり、黄金色から橙、そして朱へ。光の色が変わるたびに、シャッターを切る手が止まりませんでした。
89.稚咲内の一本道と自車
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90.稚咲内の草原と日本海
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91.稚咲内の草原と利尻富士のシルエット
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92.稚咲内の直線道路(縦)
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93.稚咲内の直線道路と利尻富士
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94.稚咲内の直線道路
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95.稚咲内の草原と風力発電
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96.稚咲内の直線道路(縦)
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97.稚咲内の草原と利尻富士
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98.稚咲内の草原と日本海
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99.稚咲内の直線道路と利尻富士
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100.稚咲内の直線道路
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101.稚咲内の直線道路(縦)
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102.稚咲内の草原と牧草ロール
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103.稚咲内の牧草ロールと日本海
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104.稚咲内の牧草ロールと夕日
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105.稚咲内の牧草ロールと自車
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106.稚咲内の草原と利尻富士
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107.稚咲内の牧草ロールと日没間際の空
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108.稚咲内から望む利尻富士
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109.稚咲内の直線道路と日本海
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110.稚咲内の草原と遠景
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111.稚咲内の直線道路
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M6.稚咲内砂丘の夕景(動画)
112.稚咲内の直線道路
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113.稚咲内の直線道路と利尻富士(夕景)
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114.稚咲内の直線道路と利尻富士(夕景)
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115.稚咲内の牧草ロールと自車・夕日
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116.稚咲内の牧草ロールと夕日・日本海
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117.稚咲内の草原と利尻富士の夕景
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118.稚咲内から望む利尻富士(夕刻)
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119.稚咲内の直線道路(黄昏時)
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120.稚咲内の直線道路と利尻富士(夕暮れ)
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M7.稚咲内砂丘の夕暮れ全景(動画)
M8.稚咲内の夜の砂丘(動画)
121.オロロンラインを走る
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122.浜勇知園地の案内板(帰路)
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9. ペンション冨士門
砂丘を離れ、宿へ向かいます。稚咲内砂丘のすぐそばに建つペンション冨士門は、砂丘に最も近い宿のひとつです。外観は素朴ながら、玄関を開けると木の香りと暖かみがあり、長い一日の疲れがほどけていきます。この宿の名物は五右衛門風呂。丸い鉄の浴槽に湯が張られ、底板に立って浸かるあの独特の感覚は、旅先でなかなか味わえるものではありません。ラウンジでくつろぎながら、一日の道のりを振り返りました。
123.ペンション冨士門のエントランス
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124.ペンション冨士門に着く
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125.ペンション冨士門の玄関口
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126.稚咲内砂丘の夜の気配
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127.稚咲内に建つペンション冨士門の外観
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128.ペンション冨士門から見える稚咲内の夜景
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129.ペンション冨士門の五右衛門風呂
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130.ペンション冨士門の一室
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131.ペンション冨士門の室内
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132.稚咲内の薄暗い砂浜
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133.ペンション冨士門のラウンジ
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134.ペンション冨士門の窓から
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135.夕闇と遠くの灯り
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おわりに
礼文島・桃台猫台の断崖から始まり、アマポーラ宗谷の甲板で宗谷海峡を渡り、利尻島に寄港し、稚内に降り立ち、浜勇知の浜辺を歩き、稚咲内砂丘で夕暮れを見届けた一日でした。礼文島の奇岩と宗谷の海、利尻富士の独立峰、稚咲内の砂丘に落ちる光と影。どれも北海道の道北という土地でしか見られない景色です。ペンション冨士門の五右衛門風呂に浸かりながら、今日だけでこれだけの場所を巡ってきたことに、少し信じがたい気持ちになりました。また礼文島から乗り継ぎたいと思います。
撮影機材
- Canon EOS R6 + RF24-105mm F4-7.1 IS STM + RF100-400mm F5.6-8 IS USM
- SONY α7C + FE12-24mm F4(SEL1224G)
- SONY Xperia 1 II
更新履歴
第1稿投稿 2026年5月20日 22時09分(記事コンテンツアップ)
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