一年ほど前から、保護された茶トラの子猫を飼いたいと、瀬谷区の猫ボランティアの方に相談していました。
10月より、近所の熊野神社で、毎日手傷を追っていて、保護した10か月の茶トラの中猫の捕獲もご協力いただいた方です。
昨年も1年間相談しておりましたが、茶トラの子猫の情報は皆無でした。
日本の野良猫の毛並みランキングで茶トラの存在感は、大まかに3番目くらいです。
野生の猫の毛並みの分布は、キジトラ、黒白、茶トラの順に多いそうです。
もちろん、地域性などの影響もあると思いますが、昨年は、瀬谷区での茶トラの子猫情報はなく、なかなかご縁に恵まれませんでした。
ボランティアの方も、茶トラは、レアな毛並みではないのに、なんでこんなにいないのかな?とおっしゃっておりました。
GW期間中に、5匹保護されたとのご連絡をいただきました。
その際は、だいぶ衰弱しているとのことで、様態が落ち着いたら、連絡していただく、その後、会ってみてくださいという流れとなっておりました。
母猫姉妹がそれぞれ、子猫を出産して、育児経験が少なく、うまく育てられていなかったとのことです。
3匹が茶トラ(メス)、茶白(オス)、(キジトラ)メスの3兄弟姉妹、2匹が茶トラ(メス)、茶白(メス)の姉妹で、3匹と2匹が従妹という関係です。
3兄弟姉妹の母猫が特にうまく子育てが出来ず、姉妹の母猫が母乳を上げたり、協力しながら、なんとか命を保っていたようです。
猫は、巣立ってしまうと、兄弟や親という認識がなくなってしまい、薄情と言われることもありますが、姉妹で連携している姿を見ると、そんなことはない感じがします。
本日、様態が落ち着いたとのことで、会いに行ってきました。
体重は、400g程度で、丁寧に抱っこしないと、子猫を傷つけてしまいそうな小ささでした。
子猫を抱っこするのは久しぶりで、ここまで小さかったんだなと思い直しました。
最初に迎えた子猫が400g台でしたので、自身の記憶が失いつつあることに気づきました。
2姉妹の茶トラの女の子は、瞬膜が癒着しており、人間でいうまぶたの裏部分が露出しており、赤目を向いている感じでした。
光や動きには反応しており、瞬膜の切開を行えば、障害は克服できるだろうとの獣医さんの見解です。
キジトラの女の子は、肉球が破裂してしまい、包帯を巻いている状態でした。
肉球の破裂と聞いただけでも、身の毛がよだちます。
保護された時は、だいぶ衰弱していたとのことで、これでも、だいぶ体力が回復してきているとのことです。
当初は、うじやのみなどが大変だったそうです。
それだけ、野良猫の子猫の生存率は、高くなく、生存倍率が低いということなのでしょう。
子猫は、2匹以上、オスメス1匹以上の組み合わせがベストとお伝えしており、今回は、条件を満たせそうです。
5匹の内、2~3匹迎え入れたい旨、お伝えしました。