昨日から一晩明けて、あらためて昼過ぎにボンネットを開けてみました。
外から冷却水のタンクを見てみたところ、なんとなく、中身が空になっているようにも見えます。よくよく目を凝らしてはみるものの、年季が入っているせいで、色褪せていてよく見えません。
中身を確認するため、思い切ってキャップを開けてみることにしました。
すると、なんと中身がまったく入っていないではありませんか。
慌てて湯温計も確認してみましたが、こちらは問題なく、正常な値を示しています。
となると、もしかするとハイブリッドシステムの冷却水タンクに穴でも開いているのかもしれません。
このまま動かすわけにもいかないので、この日は軽自動車で出かけることにしました。
夕方の帰宅後、ディーラーへ電話をかけてみることに。
「チェックしてみますので、持ってきてもらえますか?」
ということでしたので、いい機会だと思い、診てもらうことにしました。
ディーラー到着後、さっそくエンジニアが出てきました。
彼はざっと全体をチェックしていわく、
「ハイブリッドシステムの冷却水は、リザーブドにも十分入っているので、問題ないですね」
とのこと。
そんなはずは……と思いながらも、工場の中へついていくことに。
「このように、ちゃんと作動しています」
そういってエンジニアが示したのは、もともと冷却水の満ちていたタンクの方。
実は、ハイブリッドシステムの冷却水タンクというのは、こちらの問題ない方だったのです。
位置的に、完全に勘違いをしてしまっていました。
「そちらではなく、もうひとつの方を確認してほしい」とお願いしたところ、こちらはやはり空っぽ。何か問題が起こっているのに違いないとのことでしたので、そのまま調査に入ってくれました。
40分ほどして、原因が判明しました。
どうも、ラジエーターに亀裂が入ってしまっていたようです。工場内へ連れられ、目視で確認させてもらいます。
「ここに亀裂が入っています」
エンジニアからドライバーで指摘された部分には、確かに線のようなものが走っています。非常に細い亀裂で、指摘してもらうまでは気づきもしませんでした。
修理には、ラジエーターの金属部分と、その前後にあるゴムパイプの交換が必要ということです。
思いがけず痛い出費になってしまいました。